睡眠時無呼吸症候群の治療方法:外科手術
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睡眠時無呼吸症候群の治療方法のなかでも、病的な症状や病気が原因のときは外科手術が必要になってきます。
例えば、口蓋垂(のどちんこ)が極端に長い場合や、気道内の扁桃の極端な肥大などの場合です。睡眠時無呼吸症候群の外科手術としては、UPPPとLAUPという治療方法があります。UPPPもLAUPも目的は気道を広くし、閉塞をおこさないように形成させることにあります。
UPPPは口蓋垂を含めた軟口蓋を切除する方法で、LAUPはレーザーで口蓋垂を焼ききる方法で、UPPPより切除部分が少ないのでいびき治療向きです。そして、治療の結果、咽頭部分が拡大され、呼吸がしやすくなります。
体内の酸素量が増えれば、睡眠時無呼吸症候群の治療だけでなく、高血圧などの循環器系の合併症の防止にもつながります。